12月。
川原には雪が積もっていた。
桂川。
渡月橋。
夕暮れが近い。これから人力車に乗り観光に回る若い女性たちがいた。
明かりの灯った土産物屋の店先はまだにぎわっていた。
閉店の時間も迫った。
恋人らしい二人連れが川岸に腰かけていた。桂川の向こうの旅館の屋根は白くなっていた。
保津川から見た山には雪が積もっていた。